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古文の本動詞と補助動詞の見分け方

すぐ前に動詞が有れば、補助動詞です。無ければ、本動詞です。

補助動詞は、助動詞と同じように動詞に意味を持たせて、動詞の働きを助けるものです。

本動詞は、動詞と言うことです。

例えば、「慰め奉り給ひけり」の「奉り」は、すぐ前に「慰め」という動詞があるので、補助動詞です。

「給ひ」も同じく「慰め」に続くので、補助動詞です。

次に、「本を奉る」の「奉る」は、すぐ前に動詞がないので、本動詞です。

本動詞は、普通の動詞なので、本来の意味があります。

補助動詞は、元々の動詞の意味はなくなり、ただ謙譲・尊敬・丁寧の意味合いを添加するものです。

古文の敬語の特質

古文の敬語は、謙譲語のすぐ下に尊敬語が来る点で、複雑です。

これは、今と違い、身分の差が明確だったからです。

自分よりも身分の上の人物が二人いて、その二人の遣り取りを伝える場合に気を使うのです。

まず、一番身分の上の人を二番目の人の動作を謙譲語を使うことで、上げます。

シーソーに乗って、二番目の人が下がると、反対側に乗っている一番目の人が上がるような感じです。

でも、このままだと二番目の人が下がったままで、まずいのです。

そこで、尊敬語を使って二番目の人を持ち上げるわけです。

身分の低い人は、大変でしたね。