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漢文の勉強法

書き下し文を元にした白文に返り点と送り仮名の付け方

書き下し文    天下に一人の知己有らば、以て憾まざるに足ると。

白文       天下有一人知己、足以不憾。

まず、書き下し文の漢字に上から順に番号を付けます。ここで、注意すべきなのは、助詞と助動詞に当たる漢字がひらがなになっている ことです。

天下に一人の知己有らば、以て憾まざるに足ると。
1 2   3 4   5  6  7     8  9    10   11

10の「ざる」は打ち消しの助動詞なので、「不」の漢字に戻して考えます。

白文の同じ漢字に書き下し文と同じ番号を付けます。

天 下 有 一 人 知 己、 足  以  不  憾。
1  2  7  3  4  5  6、  1 1  8  1 0  9

この数字の順番が変った所に返り点を付けます。12はそのままで、345を挟んで6から7に返るので、一・二点を付けます。

7の次は8なので、8からスタートして9に行き、9から10へ戻るのでレ点を付けます。そして、10から11へ8・10 を挟んで戻るので、一・二点を付けます。

漢文

不に付いた返り点は、一レ点と言います。

注意したい返り点

返り点が付いている漢字は飛ばして、何も付いていない漢字から読み始めます。

レ点の付いた漢字のすぐ下の漢字を読み、次にレ点の付いた漢字を読みます。

一・二点は、2字以上を挟んで一から二へ返る場合に使われます。

一・二・三・四と返ることもあります。

上・下点は、一・二点を挟んで上から下へ返る場合に使われます。

上・中・下と返ることもあります。

甲・乙・丙・丁点は、上・下点を挟んで返る場合に使われます。

漢文は、返り点通りに読めるように練習してください。読めることが基本です。